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あるスチュワーデスの思い出…続編 ブログトップ

鶴丸再び [あるスチュワーデスの思い出…続編]

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こんな風景が蘇るのでしょうか・・・

航空会社での大昔の経験をこのブログに書いて来た者として(「あるスチュワーデスの思い出」シリーズ37話。第一話はこちら⇒)、芳しからぬ昨今のニュースに接するごとに色々な思いを抱いて来ました。

我欲ではなく、相手のため、社会のため、より公的な目的のために、全社が真にひとつなれば、最も困難な事態をも乗り越えられることでしょう。その様にして、一日も早く社会の信頼を得られる組織を構築して欲しいものと思います。
全員が一丸となってがんばるのは、企業であれサッカーチームであれ、順調な時であれ、不調な時であれ、すばらしいことですね。いえ、当たり前のことですよね。

公的な組織であればあるほど、費用、時間、エネルギーの無駄を省くことは、厳密に必要とされている事ではあっても、省くべき無駄と、省いてはいけない物事を正しく選別して欲しいと思います。

緊急時のための備えには莫大な費用がかかります。
各種の器材、その使用と管理に関わる職員の教育訓練、安全性確保のための、飛行機を稼動させない時間…  

けれど、安全が確保されているのは当たり前の基本ですから、それらにコストをかけている事が宣伝にもなりません。
こんな豪華な機内食です、座席は何インチ広がって快適です、とは言っても、緊急脱出用スライドの操作性がこんなに良くなりました、なんて宣伝する航空会社は見たことがありません。
(本当はそれのほうがもっと重要だと思うのですが…)

その上、皮肉なことに、
莫大なお金をかけて準備する、これら万一に備えるための物、時間、技術ですが、すべて全く出番なく使用されずに終わるのが最も良い訳です。

安全のための予算だけはくれぐれも、くれぐれも十分に確保してほしいものです。

更に言わせていただけば、従業員は生身の人間です。必要な休養を与えずに過度に使い続ければ、壊れてしまうのです。

マークはどうであれ、安全快適な内容でもって長く信頼され得る航空会社として蘇って欲しいと、切に願います。嘗て在籍した一人としての責任上、その様に祈念いたします。


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