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17 最も喜ばれたお土産の思い出


誰かに何かをプレゼントをして喜んでいただけるのは、贈った側も嬉しいですね。


フライト先で買ったお土産で、喜んでいただけた物を幾つか挙げて見ることにしましょう。


先ず、ライラックの花束です。

えっ?とお思いかも知れませんね。
今では家の近所でもいくらでも見ることが出来る花ですが、昔は札幌のライラック祭りとか、ヨーロッパの風景に出てくるだけであまり身近な花ではなかった様に思います。
少なくても私はヨーロッパでしか見たことがありませんでした。


パリのセーヌ川の中の島、シテ島では、週末ごとに花市場が立ちます。
ある時、出発前にこの花市場まで行き、抱えきれないほどライラックを買いました。無造作に新聞紙に包んでくれたのをそのまま家まで持ち帰り、その晩、夕食を兼ねてお馴染みのスペインレストランに届けに行きました。
レストランでは大喜びですぐに大きな壺に入れ、カウンターの上に置いて下さいました。そのお店の雰囲気にピッタリでしたので、レストランのご夫婦も私達も他のお客様も大変満足でした。
9629319.jpg


それからお菓子… 洋梨のタルトです。やはりパリです。
これも、今なら美味しいのが沢山ありますが、昔、本格的なフランス菓子などあまりなかった頃のお話しです。


やはり出発前に出かけ、前日から目星をつけておいたケーキ屋さんで大きな丸いタルトを買って来ました。これは近所に住んでいる友達のためです。彼は絵の勉強をする傍ら、フランス菓子にも関心があり、六本木のケーキ屋でアルバイトをしていたのです。
持ち帰ったタルトを他の友だちも交えて食べましたが、彼は、「こんなに美味しいお菓子は一生に一度しか食べられない」 と言ってくれました。
しかしその後、彼は絵の勉強をするためパリ行きを実現し、結局パリで菓子職人に転向してしまいました。
今でも洋梨のタルトを食べると、必ず彼の事を思い出します。


そしてもう一つはお誕生祝いのスプーンです。 
自分の娘に、「おかあさんのところに生まれて来てくれて有難う」 と贈ったものです。


   9629321.jpg  


あら、これもパリですね。偶然ですが。


ヨーロッパでは幸せな出生の子供を、「銀の匙をくわえて生まれて来たような」 と形容するそうです。
それで、出産祝いに銀のスプーンは定番の様で、多くの銀食器の会社がバースデイスプーンを作っています。


柄の表には生まれた年月日、時間と身長、体重、裏には赤ちゃんの名前が刻み込まれます。
普通のスープスプーンより一回り小さいくらいですので、大人になった今もデザートスプーンとして丁度良い大きさです。娘はこれをほとんど毎日使っていますが、きっとお婆さんになても使ってくれるでしょう。


出産祝いで、生まれた赤ちゃん本人が生涯使える物って、あまりないですね。 


 9629322.jpg  9629323.jpg
    表には生まれた時のデータ      裏には名前


娘のスプーン以外は、贈られた方々はもう覚えていないでしょう。
それで良いのです。
私の中には、彼らの喜ぶ顔が宝物としてちゃんと残っているのですから。。


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コメント 5

めぎ

なかなか外国へ行けなかった頃は、海外からのお土産がとても貴重で嬉しかったものですよね。
私は今でも昔どなたかに頂いたベルギーの刺繍とか持っています。
by めぎ (2018-11-30 02:54) 

もとこさん。

めぎ様、そうですよね。私の若い頃は、ジョニ黒、洋もく、シャネルの香水・・・が貴重で、ある意味でステイタスの象徴みたいでした!
by もとこさん。 (2018-12-01 17:03) 

もとこさん。

はじトラ様、xml_xsl様、nice!を有り難うございます。
by もとこさん。 (2018-12-01 17:11) 

アールグレイ

お久しぶりです^^
ライラックの花咲く街、素敵ですね。
香りも良くて、美しい花。
生まれた時を記念してプレゼントされ、一生使えるスプーン
素晴らしい贈り物^^
by アールグレイ (2018-12-02 16:47) 

もとこさん。

アールグレイ様、お久しぶりでございます。いらしてくださって有り難うございます。
娘は31歳、二児の母ですが、このスプーンは今も現役です!
by もとこさん。 (2018-12-02 23:21) 

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